角膜内皮障害への対策
コンタクトの使用が引き起こしかねない角膜内皮障害の症状、つまり角膜の内皮が減少した時の症状は、いったいどんなものでしょうか?
その答えは「症状なし」です。何らかの症状があれば気が付くのですが、症状が現れません。内皮細胞の仕事は、眼球内部の水分が角膜に貯まりすぎるのを防ぐポンプのようなものです。ある程度の内皮細胞が減少しても、残っている細胞が減少した細胞の分も働いてポンプを動かします。それで、何も症状は出ないのです。
ところが、細胞があまりにも減少すると、不足を補うにも限界を越えてしまい角膜にどんどん水分が侵入していきます。これを「角膜浮腫」といいますが、こうなると透明だった角膜は白く濁ってしまいます。その結果、急激に視力が低下してしまいます。ここまできますと失明状態と言ってもいいくらいです。治療は角膜の移植手術以外に方法はありません。
対策は、眼科で角膜内皮の検査を受けて、早期発見することです。